立ち読み大歓迎コーナー

りょーぅ

2011年04月19日 16:15

ご自由に“立ち読み”してください♪

本が売れない時代になり、出版社も書店もマーケティングを駆使したり、
従来の取引慣行を見直したりして、さまざまな取り組みをしています。

本好きな私も「何か、面白いことできないかなぁ…」と考えて末、
デパ地下の試食コーナーの前で立ち止まり、「使えるかも♪」と
思ったネタがこれです。

『立ち読み大歓迎コーナー』
ご自由に“立ち読み”してください♪

『立ち読み大歓迎コーナー』は、人通りが多く、待ち時間がある場所、
例えば、エキナカのコンビニやキオスクなどに設置します。

お客さんが「おっ、面白そう♪」と思って、手に取ります。
そして、目次や中身を読んでみて、「なんだ、つまらない…」
となると、返却する。

また、手に取って中身を読み、面白かったら、ずっと読みます。

これで、その本の人気度がわかるのが、
『立ち読み大歓迎コーナー』なのです。

『立ち読み大歓迎コーナー』にある本には、ICチップが
埋め込まれていて、本棚から本を持ち上げると反応します。
そして本棚へ返却する時間を測定することで、

 1.時間が長い本 → 読みやすく、引き込まれやすい本
 2.時間が短い本 → 読みにくく、魅力的でない本

がわかります。また、本はまず手にとってもらわないと、
買ってももらえません。だから、こんな測定もできます。

 3.手に取る回数が多い → 表紙のデザインがいい
 4.手に取る回数が少ない → 表紙のデザインが悪い

以上の1 4を組み合わせると【4段階の人気度】が測定できます。


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